Astroとは何か

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はじめに

パフォーマンスが高く、学習コストが低い柔軟なWebフレームワーク、もしくはフロントエンドフレームワークです。本格的なWebアプリケーションというよりは、Webサイトを作りたい人向けです。

公式や他記事では、コンテンツ駆動のウェブサイトを作成するためのオールインワンのWebフレームワークと題していたりします。

Astroはscriptに対して様々なアプローチを取っています。基本はすべてのscriptがビルド時に実行され、静的な要素に変換されます。ただし、動的なscriptや要素も記述できます。ビルド時にはscriptは最小限(最小で0)になります。

ビュートランジションのような機能を使うと、互換性のためにscriptが追加されたりします。

動的な要素を設置する最も簡単な方法です。 is:inlineを記述すると、scriptはビルド時に実行されません。 is:inlineを記述しなくても、iframeを生成するscriptはビルド時に実行されません。

コンポーネントを部分的にSSR（CSR）化させる仕組みになります。 ReactやVue、Svelte等を使って記述できます。ロードのタイミングや条件を指定できるため、ページ全体への影響を改善できます。

Astroの機能では無いですが、Qwikに対応しているのでコンポーネントとしてResumableが使えます。ここだけでは説明しきれないほど、Qwikは難易度が高いです。優れたパフォーマンスを求めているならばSvelteやSolid，Preactを使うのが無難だと思います。

一部のページのみをSSR化する仕組みです。独立したコンポーネントではなく、全体をSSRで制御したいときに使えます。デフォルトのレンダリングをSSRかSSGのどちらかに指定できます。