Pages
Pagesは高速で読みやすく、柔軟なWebサイトを作成するツール・Webサイトです。 Pagesは7rs.devのWebサイトとして運営されていて、 その要素の一つがPages Blogです。
そんなPages Blogについて説明します。
広告が無い
インターネットの利用率の増加に伴い、Web広告も増えてきました。 しかし、広告の中には好ましくない内容を表示したり、危険な動作をするもあります。 広告全体が悪い訳では無いですが、**無能なASP**によってそのような事態が起きています。 また、商品やサービスのプロモーションにこじつけるがために、 アフィリエイト目的のWebサイトは 情報に偏り、もしくは方向性の偏り が見られることがあります。
Pages Blogは不要な要素を排除し、読むことに集中できるレイアウトやデザインを目指しています。 さらに、誤解を生む要素となる主観的な意見や御幣を最小限にしています。 複雑な言い回しや難語・専門用語も最小限にしています (これは達成できていないかもしれません)。
なぜなら、Pages Blogは単に情報の共有と発信のためにあるからです。
Wikipedia - インターネット広告 ニコニコ大百科 - アフィカス なんJ AdGuard部 Wiki - 広告ブロックって何? なんJ AdGuard部 Wiki - アフィカスの主張 Wikipedia - Wikipedia:中立的な観点 Wikipedia - Wikipedia:完璧な記事
無料である
途中まで読ませて、残りの内容を読むには会員登録が必要という流れのWebサイトがあります。 「良い情報だと思ったら有料かい!」と閲覧者をがっかりさせてしまいます。 否定はしませんが、閲覧者のストレスとなります。
Pages Blogの記事は完全に無料です。 運営費(?)は年間$10程度なので、広告や寄付を必要としません。 応答速度についても、AstroやCloudflareによって既に高速なので、 資金の確保は必要ありません。
Cloudflareが利用できなくなっても、Pagesは高負荷な処理を最小限に設計されているため、 ホスティングの変更による速度の低下は許容範囲だと考えています。
オープンソースである
Pages Blogは情報の共有と発信が目的です。 誰でもそのまま二次利用でき、細かく考えることはありません。 そうするのは、二次利用によってさらなる情報の広がりが見込めるからです。いわゆる、拡散です。
クローズドな情報しかない状況は界隈の敷居が高くなり、技術の成長を防ぐ要因となります。
クローズドなコミュニティならば、閉鎖的に行われるべきです。
Pages Blogは検索エンジンに引っかかることを認識していて、それを重んじています。
Wikipedia - オープンソース クリエイティブ・コモンズ・ジャパン - CC0について ― “いかなる権利も保有しない”
なぜそんな取り組みをするのか
この取り組みが理解できない方は一定数いると思います。 しかし、エンジニアにとって、クローズドな情報しかない状況は極めて不快です。
クローズドなOSS
あるツールがオープンソースだからと言って、すべての情報が公開されているとは限りません。 サポートが閉鎖的で、Issueを投げかけてもwontfix1とされることもあります。 そういったプロジェクトでは初心者の愚問を嫌うこともあります。 質問するコミュニティにおいても同様で、厳しい言い方をされることがあります。
情報が集めにくい
公式のドキュメントやリファレンスが用意されていても、情報の不足や言語の壁の問題があります。 小難しい言い回しや専門用語だらけなこともよくあります。初学者に限らず、 サバイバルTypeScriptやMdn Web Docsに助けられた人は多いはずです。
例えば「ある関数の使い方」を知りたいとき、論文レベルの長さのリレファレンスを読むのは苦痛です。 長ったらしい前段も不要で、コピーしてそのまま動くのが理想です。 逆引きにおいてはそもそも情報をキャッチできないこともあります。
私自身、そういった壁にぶつかることは多々あります。 忘れることはありますし、基本的な情報でも発信されていると助かります。 また、界隈の成長を促すことにもつながると考えています。
このような背景から、情報の共有と発信が目的としているのです。
Footnotes
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GitHubのIssueで、取り組む必要性が無いと判断されたときに付けられる。 GitHub Docs - ラベルを管理する ↩